舞台監督兼演出家兼脚本家へのインタビュー
                                                            (10本書いた時点で)

・10本上演しての感想は?
     …赤朱ばかりですな、って感じです。唯一のフォルゴレ話が浮いている…。
・ご自身が出したものを読み直しての感想は?
     …長い(笑)。
・こんなに上演すると思いましたか?
     いいえ、全く。しかも3〜4ヶ月という短期間に。どれだけ愛が溢れてるんだか(笑)。
・長い演目は?
     『お泊り話』がぶっちぎりの一番。次点が…『飛行機にて』? うわ、そんなに長かったんだ。その次が『君にこの声が届きますように』。
・短い演目は?
     『無敵フォルゴレ』が最短、次いで『ヒトツノミライ→恵の祈り』、『優しさのチカラ』。独白系はやはり短いですね。
・ご自身で一番好きな演目は?
     『君にこの声が〜』。ガッシュと清麿の会話も、飛び火も(笑)、「恵の声が聞こえたから」も、最初全く考えてなかったから。
     次点は『ヒトツノ〜→恵の祈り』、次が『無敵フォルゴレ』です。自分の得意系ばかりだな。
・楽しかったことは?
     創作自体が楽しいです。
     あまり多くないけど、ガッシュと清麿の会話が密かに好き。
・苦労したことは?
     文章力が落ちてたせいで諸々…。本気で凹んだわ。まだ戻らない。どうにかしてくれ。
     ガッシュの言葉遣いと語尾。ビミョーでけっこう悩みます。
・気をつけていることはありますか?
     我に返らないようにしています(笑)。我に返ると「何やってんだ?」と思ってしまうから。二次創作禁止が根強く残っている…。
     読みやすさ(リズム等々)。あと字面…というか、文字の使い方というか。なるべく文字使いを原作に合わせたいのですが、あの独特なカタカナ使いは難しいのと………
     ……微妙で(雷句センセイすいません)。
     字面と云えば、「高嶺清麿」の字面がすっごい好きです。アニメのエンディングテロップの声の出演で「高嶺清麿 櫻井孝宏」を見るたびに「二人とも字面いいなあ」と
     惚れ惚れしてました。「清恵」も綺麗だし(「恵清」はイマイチ。だからこの単語は使わない)、恵は「大海恵」より「高嶺恵」の方がバランスいいですね!(いやホントに)



・後書きにも書かなかった裏話をお願いします。
     …大した話ではないから書いてないんだけど…。まあいいや。

  ・『お泊り話』…この話を書きながら「清恵ってこの程度でいいんだけどな…」と思った文章は「ますますの敬意と好意を抱き」のみ(笑)。あとは無理矢理入れた(笑)。
            「せっかく書くんだから入れてみよう」と。恥ずかしがりながら書いてるから、読み直しても恥ずかしいんだよ。開き直れ。ギャグ話なんだから。

  ・『ワタシノユメ』…最初は戦争ではなく、もっと有名な事件だったのですが、サイトに載せるに辺り相方のアドバイスにより改稿。

  ・『大晦日の電話』…あのカタチのモトは新井理恵の『× −ペケ−』の「それじゃあ寝巻きは必要ねえかな」の四コマ二つから(笑)。ガッシュでは今のトコこれだけですが、
               話のネタのヒントとして『× −ペケ−』はかなり重宝しています(笑)。

  ・『君にこの声が〜』…最初は「ティオ。元気? 私は元気で頑張ってるわ!」で「数ヵ月後」に行く予定だったのですが、「…ワンクッション入れた方がいいな」と思い、
                一応脳内で考えてはいたが書く予定は全くなかった意味のない清恵が。だから舌打ちしちゃうんだろうな。そのシワ寄せが清麿に(笑)。
                でもあの清麿(の扱われ方)は私も相方も好きなんだな(笑)。

  ・『ヒトツノミライ』…ティオが「倒したのはガッシュと一緒に戦った分だけ」と云っていたのを逆手に(違)、倒してないけど戦っては来た、逃げ延びてきた、を書いてみたかった。
              そのため「書かないで書く(描く)」(ぼかし?)という手法(?)が。前々からやってるけど、上手くならないなあ…。

  ・『優しさのチカラ』…んー…特にないなー…。まあ、やはり未だに恵視点が気になる(笑)。清麿見て色々考えただろうなー、と(笑)。何か思いついたら書いてもいいかもな。

  ・『無敵フォルゴレ』…確かに十八番だが、「こんな早くに気持ち切り替えた奴は初めてだ」と笑いながら書いてた(笑)。フォルゴレ様に落ち込んでる姿は似合わないわっ(笑)。

  ・『ヒトツノ〜→恵の祈り』…恵は「信じてる」と祈っていますが、その気持ちが挫けかけてる頃に赤本に会ったと思ってます。(続く→)

  ・『誕生日のおはなし。』…「出会った日が誕生日」という定石を一度蹴飛ばしたかった(笑)。結局受け入れちゃってるけど。まあ仕方ないか。恵の提案だもんな。しかし
                   関係ない日に誕生日プレゼントどうぞ、には自己満足(笑)。

  ・『飛行機にて』…(→続き)だから赤本が登場した時、恵はティオの知らない所で号泣したと思ってます。うわー、書きたかったなー。あえて書かない道を選んだが。………。
             あああ泣いてる恵書きたかった―――! 強いムスメがふいに弱さや脆さを見せてしまうのはとても好き。そして再び力強く立ち上がるのが大好き。
             あああ書きたかった………(←そんなに書きたかったのか、オマエ…)。

    …こーやって見ると、やはり主軸は恵だなあ(笑)。恵さん至上主義万歳!



・年の差カップリングが好きだと聞きましたが?
     好きです、特に子供との組み合わせが。。年の差が開いていれば開いてるだけ好き(限度はある)。だからティオと清麿より、ガッシュと恵の組み合わせに萌えます(笑)。
     しかし、ウルル×パティには無反応。何故かと考えてみたら、子供の方が積極的に働きかけてないとダメらしいことが判明しました(ガッシュだけはそうじゃなくてもいい)。
     パティがウルル大好きだったらなあ。萌えまくったのになあ。で、何かしら書いただろうになあ。残念だなあ。てか、ウルルの目がコワイのかも…(笑)。
     え? レイラ? レイラは子供だと思ってません(笑)。
・清恵を書くのは嫌いなんですか?
     そーゆーわけではないです、一応(笑)。
     確かに、書いたものを見ては「清恵好きに見えないなあ」と笑っていました(←オイ)。しかしよくよく考えたら、「清恵を書こう!」と思ったのは『お泊り話』(と強いて言えば
     『飛行機にて』)だけなので(『大晦日の電話』はカタチ第一)、それ以外でそれらしきものが入ってしまってること自体が清恵好きだという証拠なのでは、と気付きました。
     書こうと思ってないのに勝手にパコパコ打っている、好きだから、ということ。う〜ん、自分はコレに凄い納得をしましたが。…ダメ?
     せーなはレンアイモノは苦手でございますのよ(「何が得意だ」と聞かれれば「人死に関係」と答えます。ははは)。
・ではご自身が書いた清恵で一番好きなシーンは?
     『ワタシノユメ』の最初の「恵さん」「はいっ」(笑)。「清恵ではない」というツッコミは受け付けません(笑)。いいの、せーなはココが一番好きなの! 清麿が恵に勉強を
     教えてる画が好きらしい(笑)。
・ガッティオは好きそうですね(笑)。
     好きです、小さい子の微笑ましい話。ガッシュはレンアイを理解してないという前提(事実)で作ってるので難しいのですが。だからカマキリジョーが行動理由に
     なったりするんだよ。勘弁してくれ(笑)。しっかし、私的にガッシュはコルルに転んでもおかしくないような気がして。特別な存在だし可愛いし。優しそうで女の子らしいし。
     何よりガッシュが怯えない女の子(笑)。コルルでもまあいいけど…素直じゃないティオが可愛いからティオがいいなあ。ティオ頑張れ。

・ガッティオは「書くぞ!」と思うのに、清恵は書く気がない、その理由は何ですか?
     …子供同士の微笑ましい話って多分今まで書いたことがないからですね。清恵みたいなのはまあ下手なりにそれなりに書いてきた。少女漫画風はせーなにその
     スキルがないので、クサくなりすぎて無理(笑)。
     よーするにですね、私がガッシュ創作を続ける上で自分に課したことが二つありまして。
     「今まで書いたことのないモノを書く」「あまり他のヒトが書かないものを書く」。これをやるなら禁止事項の二次創作を続けてよし、と。
     だから私のガッシュ創作のテーマは「挑戦」です。
・その「挑戦」は、今のところどうですか?
     ……良くて「まあまあ」、かな。何とも云えない。赤朱が多すぎて(笑)。文章力が落ちてたことの肩慣らしの意味も兼ねていたということで。これからこれから(笑)。



・ということは、挑戦したいモノは……?
     ありすぎて困る(笑)。書いてみたいキャラクターや形式が沢山ありますがネタ出ません。
     ヒトが書かないキャラをガンガン書きたいです。……マイナーキャラ街道を突っ走る気だな、せーなよ…。
・キリ番のリクエストは全くしないんですか?
     現時点で全く予定ナシ。書きたいモノを書くので。
     しかし、アンケートは取ってみたいなあとは思ってます。
     「せーなに目を向けてみて欲しいマイナーキャラは?」みたいな(笑)。
・今後の抱負は?
     文字だからこそ出来ること、に挑戦していきたいです。









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